4月7日(土)& 4月8日(日)空っぽ 課外活動レポート

早くも、4月なかばをむかえました。
今回は空っぽ「ぽんぽこりん♪」番外編、活動報告をお楽しみください。

★4月7日(土)晴れ

京都市美術館のシンポジウム「small music ー ロルフ・ユリウスのアートの世界」に、
ベルリンのフェスティバルより帰国直後の昭男さんがパネリストとして参加されました。

2011年1月にお亡くなりになられたサウンドアーティスト、
ロルフ・ユリウス氏を偲ぶシンポジウムです。

マイヤ・ユリウス氏によるお父様の日々の行為や声、制作活動をご紹介ののち、
ロルフ・ユリウス氏に縁のあるパネリストの方々が、
それぞれの心に残るふれあいやつながりのときを回想し、
集まったみなでそれをめぐりあう場、問いかけあう場となりました。

昭男さんは、ご自身が90年代前半に企画主催されていた伝説のイベント「古代の丘あそび」で、
作品を設置するユリウスさんとのエピソードをお話しされました。
私は、2000年に訪れた「現代アートの森 NO.1-耳を澄ます-」をおもいかえしました。
私がはじめて森のなかで昭男さんの音にであった日でもありました。

★4月8日(日)晴れ

朝9時に京都駅集合、近江今津駅で下車、自転車を借りて、
桜の名所、海津大崎を目指し湖岸を北上、お花見サイクリングをしました。

直前には春の嵐がありましたが、嵐も去り、待ちわびていた春陽をあび、いざ出発です。
自転車をこぐ左手には、まだまだ雪をかぶる比良山の連なりがあり、
右手には、雪解けの水がそそぎゆれる音と色の反射があり、
和気あいあいの旅がはじまりました。

出発早々に立ち止まった湖畔で石を探し鳴らす昭男さんと宮北さん。
道中あちこち寄り道し、あれこれ仕入れ、のんびり自転車を走らせました。
到着地である海津大崎では、昭男さんの記憶がのこるポイント探しに自転車加速し、
トンネルをいくつか越え竹生島が近く大きく浮かぶ湖岸にて昼食をとりました。

みなで持ちよったお弁当、おつまみを交換しあい、
私は持参したお手製サラダとお蕎麦をゆでて、カワキタ屋さんのソーセージもボイルしました。
おそとでみなで囲むご飯のおいしいこと、たっぷり満喫したのち帰路へ。
帰りの電車を待つ合間には、マキノ駅前パライソ珈琲も開店しました。

残念ながら桜には一足早く、けれど、その分人気も排気ガスもなく、
いつまでも余情にひたれるであろう出来事がたくさんありました。
おとずれたことに必然性を感じる一日となりました。(いそかわ)

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