5月27日(日)YCAM にて創作活動。

快晴 山口情報芸術センター(YCAM)

昭男さんと宮北さんは、公演2日前からYCAMへ小屋入りされました。
ご存知の方も多いと思いますが、YCAMは機材も空間も環境も、とにかくぜいたくです。
昭男さんに大きな影響を受けられて、個々にも幅広く音活動されている evalaさん
原摩利彦さん、12面体スピーカー制作者鶴林万平さんと現場で調整されて、
山口の幸に栄養補給されたおふたり、いざ本番です。

今回の構成は3部構成で、客席はありません。
四角い会場は満員の140人、それぞれに立ったり座ったり。


★ 1部は、昭男さんと宮北さんの即興パフォーマンス、
空っぽ「ぽんぽこりん♪」劇場。

この1年間の hanare での公開道場がつみかさなりあう、即興が昇華された雰囲気でした。
劇場でみる宮北さんのダンスは新鮮で、ついつい背筋がしゃんとのびて、

手足の動きひとつひとつ、表情、無意識に追いつづけてしまいます。

★★ 2部は、YCAM 中庭にも気になる音空間をつくられている evalaさん、
そして原摩利彦さんが向き合われてパフォーマンス。
じわじわうまれる多彩な音が、闇にうかぶ多面体スピーカーよりひしめきあい、みちてゆきました。

★★★ 3部は、縦横ナナメ、人の間をとぎれなくうごきまわる昭男さんの身体と音、
evalaさんと原摩利彦さんによってつむぎだされる音、
きこえる音、少し前の音、交わる音、みつめる場、気配、立体的なひとつとなって、
目と耳にとびこんできました。すべてをとらえきることのできない、充実の3時間。

照明は、暗さのバリエーションがとても豊かで、
ゆらゆら吸いこみ放たれる音のひろがりは、波が満ち引きするようでした。
打ち上げは美味しいお酒とお魚もりだくさんの宴。

翌日は朝から観光活動。

秋芳洞&にょきにょきする秋吉台へおでかけしました。

次の企画は…再び hanare にて、空っぽ「ぽんぽこりん♪」vol.10
みなさま、ぜひおたのしみに。

余談:車組の私は、あこがれの宮本常一出生の島へわたり、朝市めぐり、
温泉めぐり、
寄り道の旅を堪能しましたー(いそかわ)


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